「ずっと働ける会社で働きたい」。そう思い、17年前に富士観光開発に中途入社しました。敷島カントリークラブに配属され10年ほどして結婚、出産し、1年の育休を経て仕事に復帰しました。両親と同居していて子育てを手伝ってもらえることもあり、復帰後すぐにフルタイムで働き始めました。
入社してから売店でお客様の対応や商品の発注、フロント業務などを担当してきましたが、3年ほど前からフロント責任者を任されています。責任者という立場になり、まさに責任を感じる仕事が多く、仕事に対する意識や姿勢が大きく変わりました。
それまでキャリアアップについてはあまり考えてきませんでしたが、職場から求めてもらい、自分の能力も高めていける役割をもらえたことはうれしく、職場のみんながお互いを尊重し合える働きやすい環境をつくっていこうと、日々取り組んでいます。
責任者になる前は、上司からの指示を受けて動くことがほとんどでしたが、今は自ら考え、職場のみんなに指示する仕事が多く、相手に理解して取り組んでもらえるように、分かりやすく伝えることを大切にしています。
また常に「どうしたらお客様に喜んでいただけるのか」を考えながら仕事に取り組むことが大事だと思います。時にはお客様から厳しい言葉をいただくこともありますが、言葉をいただけることに感謝し、お客様の立場になって考え、対応することを大切にしています。
そして自分から楽しんで仕事をすることも必要です。明るい笑顔で楽しく仕事をしていると、まわりの同僚もお客様も自然に笑顔になり、より楽しく働けます。
この会社で働きだし、子育てをしながら仕事をし、そして責任者になってきた中で、自分の変化をとても実感しています。私はもともとあまり人を頼らず、相談するタイプではなかったのですが、支配人から「何でも相談して。情報の共有も必要だよ」とよく声を掛けてもらったことで相談をするようになり、本当に多くのことを学ばせてもらっています。
その時、その時の立場で自分に足りていない部分が分かり、成長させてもらえているのは、充実した仕事ができているからだと思います。スタッフをとても大切にし、そういう働きやすい環境をつくっている支配人の存在は大きく、その支配人のもとでさらにいろいろなことを勉強していきたいと思っています。
子育てをしながら責任ある立場で働いている今は忙しく、大変な時もありますが、私にとって家族と仕事は人生に必要な二大要素です。両方があるからバランスがとれています。
仕事が忙しい時にはいつも以上に家事や育児を手伝ってくれる家族、そして子どもの授業参観や家族の行事にも参加しながら充実した仕事ができるこの職場に、とても感謝しています。
これからもみんなが働きやすい職場づくりに取り組み、子育てしながら働きたいというスタッフが生き生きと働ける環境づくりもさらに進めていきたいと思います。
2018年取材記事