富士桜カントリー倶楽部の厨房に勤務するK・Oさんは、父親が調理師だったこともあり幼い頃からテレビで料理番組を見ることが多く、自然と料理人の道を志していたそう。山梨県内の調理師専門学校を卒業後、河口湖周辺のホテルの厨房で修行を積み、2018年に富士観光開発に入社しました。
学生時代から和食に興味があり、富士桜カントリークラブでも和食を担当しています。寿司を握るのが得意だそうで、1分で3貫、30分あれば90~100貫は握れるそう。とはいえ、朝食時などの忙しい時間帯は洋食のオーダーもこなすとのこと、「和食に限らず洋食も中華もデザートも、色々な料理を作ったり経験できたりして楽しいです!」と教えてくれました。
シーズンがはじまると、厨房長が考えたマンスリーメニューに対し、原価や食材を厨房スタッフで検討し、盛り付けを考えます。K・Oさんは主に、季節で変わる麺類や御膳を任されているそうで、今月の春御膳は、マグロのお寿司やホタルイカ、菜の花など、春を感じるメニューになっていますので、皆さんもぜひご賞味ください。
メニューが毎月変わるため、朝起きてから夜寝るまで食材や原価のことをついつい考えてしまうというK・Oさん。プライベートで外食するときも原価が気になってしまうそうで、「職業病ですね!でもお客様に美味しかったって言われた日は今日も楽しかった!って思えるので」と満面の笑みで教えてくれました。
一方で最近任されるようになった事務作業には不慣れなようです。「まぁそのうち慣れますよね!」と前向きな姿勢を見せてくれました。
そんなK・Oさんは、仕事が終わると毎日、ジムで汗を流し温泉やサウナでリフレッシュして、自宅でアイスクリームを食べてから就寝するのが日課だそう。人見知りせず喋ることが好きなため、温泉では隣に座ったおじさんと楽しく話をしながらお風呂につかることが日々の活力になっているそうです。「調理師じゃなかったら、司会やラジオパーソナリティみたいな喋る仕事がしたい」そうです。
また、休日は勉強もかねて食べ歩きをしたり、買い物に行ったりしているとのこと。最近行ったおいしかったお店を伺うと「お父さんと行ったんですが、牡蠣の釜めしです!甲府のわらべというお店です」と教えてくれました。
車好きの一面も持っており、3代目の愛車はモデリスタがデザインプロデュースしたクラウン。車にとって縁起の良い数字「18」になるようにナンバーにもこだわったとのことです。「クラウンからスタイルの良い人が降りてきたらかっこいいでしょ?だってモテたいもん」とジムに毎日通う動機にもなっているようです。
今回が元気で前向きなK・Oさんをご紹介しました。
2024年取材記事