シルバンズの醸造所で日々ビールづくりに励むT・Yさん。醸造所では仕込みから瓶詰め、樽詰めまですべての作業をスタッフ全員で協力して行うそうです。
T・Yさんはモルトを煮詰めて麦汁を取り出すビールづくりの最初の工程「仕込み」の作業を荒井さんとともに任されており、仕込みは月に8回~12回ほど行い、空いた時間には瓶詰めや配達もするといいます。父の日の前など注文数が増える時期は3,000本×3種類の瓶詰めを1日で行うこともあるそうです。「ビールづくりは仕込みから完成まで1か月以上かかるので、スケジュール管理を徹底し、つくるたびに品質や味に差が生まれないよう気を付けています」と真剣な表情で話してくれました。
ワールド・ビア・アワード2020にて「World’s Best Lager Hoppy Pilsner」を受賞し、世界一に認められたインペリアルピルスナーはT・Yさん考案のビール。「自分の考えたビールが賞をとった時の達成感はたまらなかったです。富士桜高原麦酒はもちろんどれも美味しいですが、インペリアルピルスナーは特におすすめです。年1回の限定醸造なので、発売されたときはぜひ飲んでみてください。感想を教えてくれるとなお嬉しいです!」と、話してくれました。
ビールづくりに情熱を注ぐT・Yさんですが、休みの日は趣味の釣りやスノーボードをして気分をリフレッシュしているそうです。夏には忍野方面の渓流へ一人で釣りに行くことが多いそうで、「毛ばり」という仕掛けを手作りするくらい大の釣り好きのようです。スノーボードは近くて滑りやすいふじてんによく行くのですが、少し足をのばして車山など長野方面へ行くこともあるのだとか。また、最近はFPSゲームにもハマっていて、「Apex Legends」で一緒に遊んでくれる人を探しているそうです。
今回は世界に認められた富士桜高原麦酒を丹精込めてつくり続けるT・Yさんをご紹介しました!
2021年7月取材記事