日本国内で醸造されるビールに特化した審査会
ジャパン・グレードビア・アワーズ2021
富士観光開発株式会社(山梨県南都留郡富士河口湖町 代表取締役社長 志村和也)が醸造・販売する「富士桜高原麦酒」は、クラフトビア・アソシエーション(日本地ビール協会)が主催する「ジャパン・グレートビア・アワーズ2021」にて、6つの金賞をはじめ、ボトル・缶部門、ケグ部門で合計14のビアスタイルで金・銀・銅賞を受賞しました。
2021年2月27日、28日に行われた「ジャパン・グレートビア・アワーズ2021」は、クラフトビールの品質向上に資するため、日本国内で醸造されるビールに特化した審査会で、111者から427銘柄(ボトル・缶253銘柄、ケグ174銘柄)がエントリー。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため授賞式は行われず、4月下旬に、受賞メダルと賞状が授与されました。
「ジャパン・グレートビア・アワーズ」の名称にある「グレートビア」とは、「バランス」、「アフターテイスト」、「状態」の三点で秀でており、かつ飲む人の心に強く残る「魅力」を秘めたビールを指しており、審査にあたっては、この3点に加え、それぞれのビールに秘められた「魅力」を重点的に評価し、数値による絶対評価で採点する方式が採用されています。すなわち、他のビールと比較するのではなく、そのビール単体の魅力を客観的数値で評価し、所定の点数を獲得したビールは全て賞が授与されます。
クラフトビア・アソシエーション(日本地ビール協会)が主催する国際審査会である「インターナショナル・ビアカップ」では、ビアスタイルごとに金・銀・銅の三賞をそれぞれ最大1銘柄ずつ選出するのとは異なり、「ジャパン・グレードビア・アワーズ」では、受賞する銘柄に上限がない点が特徴です。
そのため、結果として、金賞(50点満点中45点以上)が68銘柄、銀賞(50点満点中42点以上)が116銘柄、銅賞(50点満点中40点以上)121銘柄が今回受賞し、受賞ビールの総数は305銘柄でした。
富士桜高原麦酒では、ボトル・缶部門で「ヴァイツェン」、「ヘイジ―ゆずヴァイツェン」の2銘柄が金賞、「ラオホ」、「シュヴァルツヴァイツェン」、「夢幻」、「インペリアルピルスナー」の4銘柄が銀賞を受賞。
ケグ部門では、「夢幻」、「ラオホボック」、「さくらボック」、「ヴァイツェンボック」が金賞、「ピルス」、「ヴァイツェン」、「インペリアルピルスナー」が銀賞、「ラオホ」が銅賞を受賞し、合計14銘柄での受賞となりました。
今回の受賞を受け、富士桜高原麦酒の宮下醸造長は、14銘柄と非常に多くのビールが受賞出来たことは、品質の高さが証明されたということでうれしく思います。
また、緊急事態宣言が延長となり、アルコール業界はこれまでにない厳しい状況に置かれています。それでも、山梨県独自の「やまなしグリーン・ゾーン認証制度」が全国で注目され、対策を講じ感染防止を徹底することで、全国の飲食店でのアルコール提供が行われ、乾杯ができる日が訪れることを願っています。
それまでは、ネット販売や酒販店などで購入いただき、コロナ禍でも家のみでボトルビールを楽しんでいただきたいと思います。
◆ジャパン・グレードビア・アワーズ2021◆
■主催:クラフトビア・アソシエーション(日本地ビール協会)
■公式サイト:http://www.beertaster.org
■受賞結果:http://www.beertaster.org/medal/jgba2021_award.pdf
■審査講評:http://www.beertaster.org/medal/jgba2021_comment.pdf
部門 | ビール名 | ビアスタイル | 賞 |
ボトル・缶部門 | ヘイジ―ゆずヴァイツェン | 柚子ビール | 金賞 |
ヴァイツェン | 南ドイツスタイル・ヘーフェヴァイツェン | 金賞 | |
夢幻 | ジャーマンスタイル・ライエール | 銀賞 | |
ラオホ | バンベルクスタイル・メルツェン・ラオホビール | 銀賞 | |
シュヴァルツヴァイツェン | 南ドイツスタイル・デュンケルヴァイツェン | 銀賞 | |
インペリアルピルスナー | フリースタイル・ライトラガー | 銀賞 | |
ケグ(樽)部門 | 夢幻 | ジャーマンスタイル・ライエール | 金賞 |
ラオホボック | バンベルクスタイル・ボック・ラオホビール | 金賞 | |
さくらボック | ジャーマンスタイル・ドッペルボック | 金賞 | |
ヴァイツェンボック | 南ドイツスタイル・ヴァイツェンボック | 金賞 | |
ピルス | ジャーマンスタイル・ピルスナー | 銀賞 | |
ヴァイツェン | 南ドイツスタイル・ヘーフェヴァイツェン | 銀賞 | |
インペリアルピルスナー | フリースタイル・ライトラガー | 銀賞 | |
ラオホ | バンベルクスタイル・メルツェン・ラオホビール | 銅賞 |
<富士桜高原麦酒について>
富士桜高原麦酒は、富士山から十数年の歳月をかけて湧出する貴重な伏流水を使用し、ドイツでも数少ない国家認定校で百年以上の歴史と多くの優れた醸造士を輩出した「デーメンス醸造専門学校」で培った醸造技術で造るビールです。また、富士桜高原麦酒は、ドイツスタイルにこだわり、原料の麦芽は全てドイツより輸入し、モルト100%のビールです。また、濾過しないため、生きた酵母が多く含まれており、ビール本来の味と香りがお楽しみいただけます。
醸造所併設の地ビールレストラン・シルバンズなどでお楽しみいただけるほか、インターネット通販でも販売しております。
■東京方面から
(中央道)→大月JCT→(中央道富士吉田線)→河口湖IC→(富士スバルライン)→FUJI GATEWAY
■中京方面から
(東名高速道路)→御殿場IC→(国道138号)→須走IC→(東富士五湖有料道路)→富士吉田IC→(富士スバルライン)→FUJI GATEWAY
(中央線)→JR大月駅→(富士急行線)→河口湖駅→(富士桜高原バス[無料送迎])→FUJI GATEWAY
新宿西口→河口湖駅→(富士桜高原バス[無料送迎])→FUJI GATEWAY
※タクシー、または河口湖駅前の「富士観光開発本社駐車場」より「富士桜高原バス(無料)」をご利用くださいませ。
★醸造所の見学はできません。ビールはFUJI GATEWAYクラブハウスにてお買い求めいただけます。